98年w杯予選①

前回キングカズについて書かせてもらいました。

今回は98年w杯予選について書きたいと思う。
今まで5回予選を勝ち抜いてきているが(2002年は時刻開催のため予選なし)その中でも一番熱い戦いだったと思う。

順調に最終予選まで勝ち進んだ日本代表。
最終予選の初戦はウズベキスタン戦だった。
キックオフ前に、カズと城がボールに手を置いていた姿を良く覚えている。

試合はカズの4ゴールを始め大量6得点を挙げた日本代表の勝利。順調なスタートを切った。

2試合目はアウェーでのUAE戦。
スコアレスで引き分け勝点1を獲得。
悪くない状況だった。

3試合目はホーム国立競技場での韓国戦。
この韓国戦が、私が初めての日本代表戦を生で観戦した試合である。
ドキドキしすぎて、朝からごはんが喉を通らなかった。

試合開始前から、会場の雰囲気は最高だった。
私は観客席でラジオの中継を聞いていた。その時のゲストはゴン中山。会場の周辺の様子を伝えていた。この時は、その後代表復帰してあんなに活躍するとは想像できなかった。

スタメンには帰化したばかりの呂比須が名を連ねていた。

現地で見てはいたが細かな試合内容は覚えていない。ただこの試合の日本のゴールシーンは目に焼き付いている。

後半22分。
ボールを奪った山口素弘が韓国ディフェンスをかわす。シュート前ボールが足元に入りすぎたが、うまく処理してキーパーの頭上を越すループシュートを放った。ボールがゴールヘ向かうまでは時が止まったようだった。美しい放物線を画いてゴールに吸い込まれた。

このスーパーゴールを生で見られたのは、未だに自慢している。本当に良いゴールだった。

ここまでは良かった・・

この後逆転され、結果は2-1
初黒星となった。

ここから厳しい戦いが続いていくことになる・・



次回に続く!